海賊と呼ばれた男

海賊と呼ばれた男


2017年元旦に映画を見た後、図書館で本を借りてきて原作本を見た。

2013年に本屋大賞を受賞し、2016年12月現在で上下巻累計で420万部の売上を記録している。

 

以下感想。

ありきたりの感想になるが、凄く感動した。こんな凄い人がいたとは全く知らなかった。モノづくり会社の松下幸之助さんとか、本田宗一郎さんとか豊田佐吉さんとかは聞くけれど、出光佐三さんはあまり聞かない気がする。「黄金の奴隷となるなかれ」と金儲けが目的ではなく、あくまでも「人間尊重」を経営理念とし、例えば戦後の経営が厳しいときに一人も首を切らなかったりと素晴らしいなと感じた。この人がいなかったら戦後の奇跡的な復興もなかったのではないかとさえも思えてくる。この本は本当にたくさんの人に読んでほしいと思った。

 

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 

 

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)